奇跡?奇跡!   

いろいろなシナプスが脳の中で、手を繋ぎ始めているのでしょうか?
良寛さんの中で、なにかが復活してきました・・・

食堂で、ほかの患者さんたちとスタッフの話をしっかり聞き
「Aさん、食べなさい・・と、言っている」と復唱したり
「大きい声をだして、おかしい・・」と笑ったり
いろいろな反応を発揮してくれるようになった良寛さん。

歩く姿勢も背中がまっすぐ伸び、歩幅も少しずつ広くなり
スロープも上がれるようになってきました。
いろいろなことが複合的に作用して、プラスの方向に
働きかけているのでしょう・・・

良寛さんの大好きなおかあちゃんに電話をかけてみました。
「エ~ッ?おとうさん?」
  「オオ~、かあちゃんか?」
「おとうさん、きのうTさん達がお見舞いにきてくれてヨカッタね~」
  「そうか、Tたちが来てくれたのか・・・アリガタイね~」
「おとうさん、もう少ししたらお土産のお菓子をもって行くからね~」
  「お土産のお菓子を持ってくるのか?何時ごろか?」
        ・ 
        ・
3分以上、母との会話を楽しむことができるなんて、奇跡でした!
じぶんの言葉で話すことが出来たことが、嬉しかったのでしょう・・・
「おとうさん、私はもう帰るけどベッドに行く?」と問いかけると
「ここに居る」と、シッカリした声で返事をした良寛さん!
ウッソ~ヤッタア~~~

大好きだった「刈り干し切り唄」もメロディーが復活した良寛さんに
「おとうさんって、なんでも出来てスゴ~イね。」と声かけると
「どっさい出来んことばっかりだよ。頭がガンタレになった・・」
(どっさい=たくさん、ガンタレに=ダメに、ぼろに、役立たなく)

「そんなことないよ、みんながスゴ~イって褒めてますよ」と
看護師のKさんが声をかけてくださると満面の笑顔で
照れくさそうに「エ~ッ!ウソでしょう?・・・・・」

良寛さん、ホントだよ・・・
1週間前、良寛さんの口からこんな言葉が飛び出すなんて
とても予想出来なかったんだよ。
大好きなおかあちゃんの祈りが通じたネ!

<良寛さんの状態>
歩行は手引きだったら、ダイジョウブ。
病室から食堂まで車イスではなく歩行で移動できるように。
ただ、緊張して力が入ると動けなくなってしまう。
カラダと気持ちをリラックスさせるために、あれやこれや・・・

食事は箸を持たせれば少しは食べようとするが、介助が必要。

話はこちらからの問いかけに答えるように・・・
オウム返しだった言葉から、自分の言葉が少しずつ・・

排泄はオムツをしているため、排泄前の意思表示は出来ないが
トイレに行こうとしている様子など介護側にも分かるそぶりを・・・

ベッドに寝たり、ベッドから起きたりの動作は出来ないため
介助が必要(自宅へ帰った場合、これが一番の課題)
イスに座ったり立ち上がったりの動作は、介助があればOK
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by poco-a-poco-music | 2004-12-05 16:02 | 良寛(りょうかん)さん?!

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