人気ブログランキング | 話題のタグを見る

 上達のポイントは、 拍子=心臓!   

レッスンの締めくくりに、必ず「バラード」「貴婦人の乗馬」「タランテラ」を演奏していたgin君。
1年ぶりに「バラード」を弾いてもらったら、1回目はメチャクチャ・・・
「先生、忘れた!弾けん!」と主張する4年生のgin君が、ハッと気づきました!
「拍子を数えたら、簡単に弾ける!」

tai君は、コーラスの伴奏を練習中。
今年は、夏休みの間に仕上げようとガンバっているけど、何かが違うのです。
シンコペーションも多く、楽譜も難しいけど、音とリズムはクリアしたtai君。
でも、下手なところは特に一番大事な拍子が迷子に・・・
左手はソの音だけで拍子をとり、右手はメロディーを弾いてみたら
拍子を取れていない自分を、tai君は発見しました。
拍子感が復活したら、曲が弾きやすくなり、まったく違う曲みたいに大変身!
簡単に上手になれるかどうかのポイントは拍子でした!
      
あんちゃんは、拍子をきちんと感じて練習したので、あたらしい曲もハナマル!
弾けないと思っていた「ジングルベル」も弾けました!スゴイぞ!
弾きたい曲も伴奏をつけたり、リズム変奏したり、ドンドン上達してます。
この調子で、楽しみながらガンバって!
     
ポロッと言ったrieちゃんのひとことは、名言でした。
「お母さんから言われて弾くのは嫌だから、お母さんの居ないとき練習している。
お母さんから言われて練習するのと、自分で練習するのは気持ちが違う・・・」
言われて弾いている間は、上手になるのが遅かった!」
部活でも拍子の大切さを実感し、ピアノ&音楽のおもしろさに気づいたrieちゃん。
「子犬のワルツ」も「ソナチネ」も曲が生き生きと変化した夏休みでした。
曲が難しくなると
音符やリズムに振り回され
右手と左手を合わせようと弾いていませんか?
拍子を自分自身が感じ、意識していたら
余裕も生まれます。
ここは、弾けないな、下手だなと思うところは
拍子が迷子になっている可能性が・・・
心臓=拍子とrieちゃんが言っていたけど、その通りですね。

by poco-a-poco-music | 2004-08-25 23:59 | ピアノレッスン風景から

<< どんな大輪の花が咲くか楽しみ! 大ボケの私! >>