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皆さん、お顔がキラキラ輝いてました!   

音楽の力ってホントに摩訶不思議・・・・
デイサービスの実習先にピアノがあり、誰も弾く人がいないとのこと。
昨日、もし良かったらと依頼されたこともあり、喜んで音楽療法を
レクレーションの時間でさせていただきました。
どんな反応が来るか、正直ヒヤヒヤしながらピアノに向かいました。
「私の好きな曲のひとつです」と、フォスター「夢路より」を。
見事なソプラノの声が聞こえてきました。
そして、あちらからも、こちらからも歌声が・・・・
「夢路より」の曲が終わると同時に感激の声々。
続けてシューベルト「のばら」を弾き始めると、男性のAさんが
お席からピアノの横にいらして、ステキなバリトンで歌い始められ
アンコールにも応えてくださいました!

「菩提樹」「旅愁」「あざみの歌」「四季のうた」・・・・・10代の頃に
舞い戻って、すばらしいコーラスが生まれました。
アッ、そう言えばBさんは学校の先生でした。この曲はいかが?
「蛍の光」の前奏で、お顔がキラッと輝いて先生時代のお顔に。
嬉しかったです、Bさんの生き生きとした表情が復活しました。
お琴を弾かれていたCさんのために「さくら」のピアノバージョンを。
私は三味線を・私は大正琴をと、お話も声もポンポンと弾んでます。
今度は、民謡へ。「おはら節」ではDさんとAさんの踊りも!
カラダも心もポッカポッカして皆さんのお顔がキラキラ輝いてます。
「川の流れのように」「ドレミのうた」「上を向いて歩こう」
「365歩のマーチ」「王将」「青い山脈」などなど約30分の間に
次から次にステキな歌手が誕生しました!

音楽療法終了後、Eさんが「また来てくださいネ。福岡の子供宅に
来て、お友達が少ない等のストレスから病気になってました。
お陰様で、久しぶりに気持ちが晴れ晴れとして、嬉しかったです。」
と、何度も何度もおしゃって下さって恐縮した私です。

実は、音楽療法をすることで元気をもらっているのは私かも。
午前中、ホントは貧血状態でフラフラだったのです。
倒れたらいけないと、必死でこらえてたのがウソのように消滅!
摩訶不思議な力が発揮されたようです。

by poco-a-poco-music | 2004-09-18 23:16 | 音楽の不思議な力&音楽セラピー

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